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アニメオタク外人さん(主)
主人公が頭や心の中で話してる場面だけじゃなくて、実際に声に出して喋ってるのもそう
理由をちゃんと説明してるのは『斉木楠雄のΨ難』だけだと思う
新しいアニメでは『殺戮の天使』もそうだけど、設定で部分的に説明されてる

他ははっきりした理由がない
なんで独り言を言ってるのか?
おそらく文化的なこと?
日本人は独り言が多い?

検索してみたら2年前にこんなディスカッションがあったhaha

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概要

なぜアニメキャラは思考を声に出すのか?

登場人物の行動を描く代わりにモンタージュを挿入したり思考を声に出させることでコストを削減できる
思考を声に出すことは、キャラと視聴者を近づける効果がある
これは地の文的(登場人物以外の声のナレーション)よりも効果的で、劇中に発せられている実際の音として認識されるので、他キャラとの関係が生まれ物語が動くきっかけにもなる

同時に独り言は解説にもなり得る
一番の理由はこれ

このアニメ文法について、視聴者が知っておくべき事柄は2つ
1)尺稼ぎ
2)物語の要点説明
時には物凄くうっとうしく感じられるけれど、上手くやっているなら問題なし

この話はアニメが「Show, don't tell(語らず見せる)」を取り入れるべきという論争に繋がっている
これには少し解説が必要だが、興味深い話なのでぜひ

アニメアナリストのDigibroは、親密であるはずのキャラクターが互いに既に知っているはずのことを必要以上に詳しく喋る現象について説明した
(※Digibroとはジョンレノンみたいなアニメ語りYouTuber。少し頭が変になってきたようで、視聴者から酒を控えるよう言われている。昔はちゃんとしていた)

キャラYの父親の死について、まるで記憶喪失の治療のように語る例

X「大丈夫?」
Y「うん、ちょっとお父さんのことを考えてて……」
X「君のお父さんが政戦でアフリカの軍事基地に赴いていた際に、2km先にいるスナイパーに撃たれ銃弾が心臓に2cm食い込んで死んだことをまだ考えてるのか?」
Y「うん、そしてお母さんは今……(泣)」
X「俺がお前の力になる」

解説が少しマシになった例

X「大丈夫?」
Y「うん、ちょっとお父さんのことを考えてて……」
X「俺がお前の力になる、いいね。お母さんは元気?」

これで要点は得られる

基本的にアニメは素早く物語の基礎を作り上げる目的で情報の大量公開をやってる
キャラクターに喋らせるという技法で
物語後半にかけて会話劇で情報を明かすこともできるだろうが、中身を知らない視聴者を繋ぎ止めるには情報が必要
それでどんどん独り言が増えた

時には上手くいく
それ以外だと失敗する!

語らず見せている(らしい)シーンから読み取った外国人の例


アニメオタク外人さん
うん、俺たちはキャラが何を考えてるのか聞こえるよな(?)

アニメオタク外人さん(主)
>>2
もちろん
でもアニメーションで「見せる」ことはしない
アニメはラジオドラマや小説じゃないよな?
やっぱり予算のせいか……
頭の中で話すのはまだ平気
でも実際に声に出すのは変


アニメオタク外人さん
>>3
彼らは自由に製作してるからね
機微に富むものだけが最高の作品ってわけじゃない
時には詳細な語りも必要さ
そっちのが簡単で分かりやすくもあるだろう

あと思考よりも喋るほうが没入感が生まれる
そのキャラがどういう言葉遣いをするのか分かるし


アニメオタク外人さん
>>4
頭や心の中で喋ってる場合は言葉遣いが分からないのか?
心理描写で上手くいってたのは『僕のヒーローアカデミア』だと思う
声に出す/頭の中で喋る/思考すべてが入ってた
そして思考を声に出すデクに対する周りの反応が自分と同じだった


アニメオタク外人さん
>>5
声に出して語らせない場合は何らかの音響効果を使って「これは思考」と分からせたり、動きが少ない場面で考えさせる必要がある
喋れるときは喋っていいだろ
そうすれば隠密シーンや他の場面で「思考」効果がはっきり出るし、そういう場面ならキャラの思考と自然に同調できる

ヒロアカは例としては不適切
この演出はもっと重いテーマのアニメに向いてるから

アニメオタク外人さん
それが人じゃん

アニメオタク外人さん
えっ、一人でいるとき喋らない?

アニメオタク外人さん(主)
>>8
うん、めったにやらない
自分の国では独り言よりも何か別のものに向かって喋るほうが社会的に受け入れられてる
例えば猫と話したり


10 アニメオタク外人さん
>>9
面白い!
たまに猫と喋ってるアニメがあった
独り言に文化的な偏りはない

11 アニメオタク外人さん
>>10
たぶん君は俺と同じ国にいて、違う意見を持ってる
思考を喋る=間抜け
マジで
アメリカでは誰に尋ねるかによって答えが違う
俺はいつも独り言を言ってる
他の人はそれを変だと思うし独り言を言わない

12 アニメオタク外人さん
モノローグ

13 アニメオタク外人さん(主)
>>12
うん、でも西洋のアニメや映画よりも多くない?
西洋作品で一番モノローグが多いのは『13の理由』だと思う
これはうまくやっていた
世界観にもあってた
アニメとは違い視聴者に情報を与える手段が限られていたからモノローグを巧みに使ってた


14 アニメオタク外人さん
それをモノローグという
自分自身のことを考えたことがあるか?

15 アニメオタク外人さん(主)
>>14
うん、でも考えてることを口には出さない
時々口に出すけど、何か解決しなきゃならない新しい問題について考えてるとき

16 アニメオタク外人さん
>>15
彼らは実際に喋ってるわけじゃないよ
モノローグは便宜的な手法だよ
視聴者だけに聞こえてる声だよ


17 アニメオタク外人さん
主人公が何を考えているのか知る一番良い方法だから

18 アニメオタク外人さん(主)
>>17
なんでそれが一番良い方法?
小説やラジオドラマなら分かる
でもアニメは?
主人公の考えを視聴者に示す手段として、多くのシーンをアニメーション化するのと比べコストがかからないというのは分かる
賢いと思う


19 アニメオタク外人さん
>>18
漫画のスタイルからきてる
漫画には純粋なモノローグがある
これをアニメ化すると声を当てなければならない
そのせいで若干不自然になっているものの、最終的には受け入れられた


20 アニメオタク外人さん
キャラの思考を知る手段としてのモノローグは理にかなってる
涼宮ハルヒの憂鬱のキョンはたくさんやってるが、彼のドライなユーモアセンスが本当に上手く描かれてる
思考を声に出すキャラが日本文化と関係しているかは知らないけど、蟲師のギンコや風の谷のナウシカのナウシカは独り言が多いね

個人的には喋ってくれるほうがありがたい
考え事だと「誰に向かって言ってんだ?」となる笑

21 アニメオタク外人さん
物事を理解する最適な方法だ
実生活でも声に出して考えるべきだ
俺はいつもやってるよ


22 アニメオタク外人さん
本当に変か?
正直毎日やってるが

23 アニメオタク外人さん
ハルヒ、俺ガイルなどのライトノベルには膨大な量のモノローグがある
これをアニメ化するときにどう視覚化するかという問題が生じる
普通はそのままモノローグとして描かれる
たまに別キャラ視点からの話になったりする


バフチンは語るタイプの主人公を類型化しています。
『我々は、(語り手の)叙述の対象にも(※何を語ったか)、その叙述そのものにも(※どう語ったか)、また(語り手の)叙述の過程において明らかになる語り手のイメージにも(※どういう人か)付与されている作者のアクセントを推定する。(中略)作者のレベルを知覚できないということは、すなわち作品が理解できないということである』
ミハイル・バフチン『小説の言葉』

引用元