dari4

アニメオタク外人さん
ヒロとゼロツーのほろ苦いエンディングになることを恐れながら最終回を待っていた
驚くべきことに、この結末を見てホッとしている自分がいる
なんでこんな気持ちになったのか理解するのにちょっと時間がかかった
たぶん理由は下記のこと

彼らが13部隊と再会することはなかった
同じ半叫竜として共に暮すわけでもなかった
あれだけの苦痛に耐えたんだから幸せになるべきだと心から思っていた

しかし、ヒロとゼロツーに訪れた結末は、世俗的なハッピーエンド以上のものであり、これこそが真の美、日本の美学であるwabi-sabi(侘寂)だったんだ

侘び寂びとは、欠陥、不完全性、未完成、不均一、儚さ、泡沫的なものに美がやどるという世界観、美学だ
一般的には生命の無常さについての考え

これは作中で何度も暗示されていた
例えば

1)比翼の鳥には欠陥があるがつがいなら飛べるというのは結婚の比喩であり、私たちが互いにどう尊敬し合うか、ひとりでは決してできないことがあるかを示している

2)「桜」というテーマが繰り返し示されている。第13移動要塞都市はセラススと呼ばれていて、桜の木を意味している
ゼロツーの髪の毛は桜色だ
桜はもののあはれを示す日本の象徴でもある
この花のイメージが随所に散りばめられているのは、この作品が無常観と生命の循環をテーマにしていたからだ

3)ヤドリギもまた伝統的な再生のシンボルだ
春が近づくと、冬の間に活力を蓄えていたかのように一気に育つ
でも実際のヤドリギは寄生樹だから宿主から命吸い取ってるんだけど

4)パラサイトたちは大人と違い不完全に作られている
意図的に導入された不完全性は「侘び」そのものだ
年齢の描かれ方は摩耗やくたびれた感じを出す「寂び」を示している

5)ヘラクレイトスを引用した「同じ川には二度入れない」も万物の流転や無常を示している

6)この作品で目立っている北欧神話要素
北欧神話は生命のサイクルが根底にある
フリングホルニの出発はラグナロク(神々の黄昏)の始まりであり、世界の破壊と再生を意味している


結末だけではなく、アニメ全体に散りばめられたこれらの要素を念頭に置いて観れば、なぜこうなったのかがはっきり分かる

APEとVIRMは侘び寂びの正反対を示している
彼らは自然のサイクルに逆らって永続性を求めてる
死も生もない永遠の存在を

10話でお爺さんお婆さんが出てきた
彼らは無意味な幸福に浸っていた
フランクス博士は回想の中で言った
「紛れもなく私が見てきたものの中で一番綺麗だった」

最後の戦いでこのふたつの世界観が激突した際、ヒロとゼロツーは文字通り感性をもって結末へと導いた
死によって新たなサイクルが始まる
VIRMが奪った魂は解放され再生される

そうはいっても、「永遠の存在」はいつの時代でも王様や男性の夢だった
神のように不滅な存在
VIRMが「滅びはしない」って言ってたのはそれが理由だと思う

思想まではなくせない

最後の手がかりは、ゼロツーの石像が壊れたあとに出てきた苗木
これは転生したヒロとゼロツーが出会う場所になる桜の木
永遠にも思える年月が経ったあと、彼らは戻ってきて約束を果たした
これはenso(円相)の思想
サイクルが完成したことを示している

だからこの物語は完全な終わりじゃない
みんなが求めてたおとぎ話の結末じゃない
こうなってほしいという結末でもない

それでいい
ふさわしいエンディングだった
美しい物語は新しいスタートに戻ってきた


アニメオタク外人さん
俺的にこのエンディングの問題はメッセージの内容じゃなくて伝え方だったと思う
スレ主が言ったとおりVIRMは敵役として最適だった
でも出てくるのが遅すぎ
もちろん前々からAPEってのがいたが、本当の動機がなかなか明かされなかった
初期はかなり曖昧だったし

正体が判明した頃にはもう風呂敷を畳むための道具でしかなかった
宇宙でデカイことしてる巨悪という

ヒロとゼロツーの話、終わらせ方に関しては同意
13話の回想やココロとミツルの記憶の再生と繋がるから

こういうテーマが重要な作品だったのは事実だが、終わらせ方、覚醒展開は駆け足すぎるだろう
何をどう見ていいかわからんわ

21話までは良かったと言いたい
だが結局どうなった?
同じことの繰り返し
ヒロがゼロツーを追っかけて窮地に陥ったら現れる

このシーンはかなり馬鹿らしかった
重要性も恐怖感もまったく感じられず、単なる「友情パワー」の乱用で乗り切った

更にはご都合主義展開もある
ナインアルファがそれ
おあつらえ向きの犠牲として選ばれた

個人的に一番の問題は宇宙に行ったゼロツーの変化と、何がなんでも宇宙で戦おうって姿勢
敵は宇宙人じゃなくてAPEと非宇宙人でよかったじゃん
普通に第13都市で最終決戦でよかったじゃん
叫竜の姫はすぐに捕まるのではなく第二の敵にするなどの活用方法があったと思う
ナインも第二の敵になり得た

どうしてもスペース・ファイトを見せたかったというわけではないならば、ちゃんとした展開で同じ結末を描けたはずだ
例えばVIRMは負ける前に統治をやめコドモたちが復興するなどすればラグナロクのテーマも生き残る

現実には22話あたりで宇宙編の存在がストーリーを圧迫しはじめた
最終回のために何がなんでも宇宙に行こうってんでキャラが矛盾しだした


アニメオタク外人さん
>>2
それはちょっと王道すぎる
個人的にはナインや叫竜の姫は脱王道を試みた結果だと見た
両者はどちらもライバルになるように見えた
でも結局両者とも納得できる理由があったうえで味方になった
俺は王道を離れたこういうミスリードを誘うキャラが好きだった

これはトリガー作品の裏にあるテーマを描く意味もあった
「敵は思ったより敵じゃない。同じ場所に立っている。本当の敵はエーテル的なものだ」という
このテーマは『グレンラガン』『キルラキル』『リトルウィッチアカデミア』にもある

最後ヒロとゼロツーが死んだのにまったく恐怖感がなかったのは奇妙な感覚だった
主人公が死んだにもかかわらずハッピーエンドにもっていった制作陣は賞賛に値する

もっと良いやり方があったってのは同意
叫竜の姫はもっと掘り下げてほしかった
ゼロツーは快活な性格を失った
宇宙とVIRMはもっと前に導入できた

結末は良いと思うが好きじゃないし完璧でもない


アニメオタク外人さん
俺APEってもっと別の勢力だと予想してたわ
悪事を企んでる人間以外の生き物だと
急に宇宙に行ったことは気にならなかった
まぁ間にもう1、2話入ってたら自然だったな


アニメオタク外人さん
駆け足だったのが唯一の不満だな
もっと話数があったら良いペースでいけたってのは間違いない
描きたいことがあったのは分かる
伝える時間がなかっただけ


アニメオタク外人さん
>>5
いや俺は展開が遅すぎると思った
無駄なエピソードや不必要なキャラ紹介がたくさんあった
最終的には無関係だったやつ
あと全部の敵(すべての叫竜回)もいらん
日常回も多すぎる
まったく展開が進まなかった


アニメオタク外人さん
興味深いのはエンディングを見て「速すぎる」と「遅すぎる」を同時に感じること
クライマックスに持っていくためのラスト3話に詰め込みまくってたが、その中でさえ無駄なシーンや繰り返しが見られた

俺は15話~18話の展開を遅いとは思わないが、キャラの掘り下げには不満がある
フトシは不調で摂食障害になってもなお結婚式を支えた
ゾロメはパパを崇拝していたけれど、愛や性を理解できずコドモのままだった

これらは結局何にもならなかったから不要だと思う
しかし一番の問題はクライマックスにある
俺たちが見てきた世界すら無関係になってた


アニメオタク外人さん
テーマがどれだけ美しくてもストーリーと結びついてなかったら描かれていないのと同じだと思う
今回の場合キャラの決断が性急すぎて脈絡のない展開に見えた
他の人も言ってる「友情パワー」は別の場所で生まれた言葉だけど、ダリフラに持ち込むべきではなかった
没入感を得にくくなる


ゼロツーはVIRMの攻撃に耐えられなかったと思うんだが、「地球からエールを送ろう!」で時間が経ってる間なにしてたん
ヒロの大したことない自動車トラブルもあって安っぽく見えた

脈絡なくVIRMが出てきたとき2週間ダリフラを見なかった
俺はグレンラガンやキルラキルを視聴済みだからまったくの予想外ってわけじゃなかったけど、文字通り「今出すのか? やめてくれよ!」と思った
安っぽいしこじつけ目的のこじつけに感じた

伏線もヒントも言及もなくいきなりエイリアン出現
これまでの話と最後の数話は完全に別のアニメになってる
前半部分を見ていたときの熱意が一気に冷めた

キャラの動機が突然分かりづらくなった
いや真剣に、ミツルとココロが雨の中名前を呼び合って、で?

スレ主はプロットを分解して意味を見出そうとしてるが、はっきり言ってロマンチックでも劇的でもない
ただ下手なだけ

ゴローがヒロを殴る
農業をせずゼロツーを救いたがってるから
俺らが愛したゴローはそんな奴じゃなかった
ナオミは便利な百合キャラだったか?

テーマは美しいだろうよ
美しいシンボルは美しいシンボルだろう
内容に関係なかったらそれだけ

アニメオタク外人さん
>>8
2つのスタジオがこのラスト数話のためにもの凄く苦労したと思ってる
それが理由で君が書いてるみたいなことになったと予想
それはそれとして俺はこの作品を楽しんだ笑


10 アニメオタク外人さん
正直言ってできるだけファンを怒らせないよう早めに終わらせたいって感じが見て取れた
急ぎすぎてたしあれだけ多くの設定を投げつけておいて期待はずれに終わった
全体的には良いアニメだった
美しいアニメーションが見られる
でも最後の最後で台無しになってアニメ オブ ザ イヤーを逃した


11 アニメオタク外人さん
お気に入りのキャラが生き残ってよかった
ファンの一部を納得させるために彼女を退場させるのでは、と思ってたから


12 アニメオタク外人さん
結末は本当に楽しめた
VIRMはイデアを象徴してると思う


13 アニメオタク外人さん
10話を見直すよ
面白い洞察だった
新しい視点を得られたよ
でもやっぱり最後は脱線気味だったと思う


14 アニメオタク外人さん
みんなが文句言ってる理由がわからん
俺はこのアニメのすべてを楽しんだ
最後の敵が唐突だってのは分かるがあれには意味があったし、プロットとも矛盾してない
戦闘シーンがクールなのは言うまでもなくアニメーションも素晴らしかった
結局のとろこ良いアニメ
黙って最後まで見てそれでも文句を言うなら俺はもう知らない



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